【第二の大谷選手を目指そう!】少年野球の指導方法

コーチング
kai
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今回のテーマは”少年野球の指導方法”について。

多くの野球選手が少年野球から始めることが多いと思います。まだ野球のことをよく知らない小学生にとって、コーチや監督の教えが全てと言っても過言ではありません。そこで”まだ小学生だから知識や経験の浅い私でもテキトーに指導できる”と思ってしまうと危険です。そういった想いで指導していると、将来のプロ野球選手、メジャーリーガ―の原石たちを台無しにしてしまう可能性があります。今回は、kaiの経験を踏まえながら、少年野球選手にとっての最適な指導方法を伝授していきたいと思います。

第二の大谷選手を育てたい方必見です

指導①正しいフォームを徹底的に教え込む

まず一つ目は正しいフォームを徹底的に教え込むことです。(徹底的にというのは、”無理やり”、”強制的に”、”厳しく”という意味ではありませんのでご注意ください)

野球を始めたころの投げ方、打ち方、走り方は良くも悪くも染みつきます。

kai自身、社会人まで野球をやっていましたが、小学生時代のコーチにプレーを見てもらった後に、『投げ方、打ち方昔と変わらないね』と言われたことがあります。私自身、自覚もしています。

特に悪い癖を修正するのが難しいと感じておりました。

正しいフォームを身につけると、”怪我が防げる””パフォーマンスが向上する”といったメリットしかないので、是非行って頂きたいです。

小学生レベルなら経験の浅い大人が我流で教えがちですが、万が一間違った教え方をするとその子の将来が大きく左右されます。経験豊富の指導者に頼るか、いまどきだと野球に特化したパーソナルトレーニングの施設もありますので一度足を運んでみるのも良いかもしれません。

悪い癖が身に着く前に、理にかなった正しいフォームで怪我防止と共にパフォーマンス向上を図りましょう。

指導②恐怖で支配しない

二つ目は、恐怖で支配しないことです。

少年野球の監督やコーチあるあるは、”怒鳴る”や”手を出す”など恐怖で支配する方が多いということ。

時代が時代なので、手を出す指導者は少ないとは思いますが、怒鳴るやイライラが態度に出る方もまだいると思います。

(ちなみに、kaiの少年野球時代は暴力は多かったと記憶しています。笑)

もちろん、指導対象は小学生なので間違いが多いです。

野球以外の部分で間違いを正すのは大人の役割です。やり方は考えてしっかり指導しましょう。

しかし、野球に関する間違い(ミス)は怒ってはいけません。

大人に怒られた子供は怒られた内容より、怒られた事実に目が向きます。

これでは本質をとらえることができません。

プレーの内容、ミスの内容に目を向けるよう、なぜミスをしたのか、なぜこれがミスなのかを個人的に面と向かって話し合うことを意識しましょう。

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『怒らない指導』を実際行っている、練馬アークスJr.ベースボールクラブに斉藤佑樹さんが取材を行った動画が日テレNEWSで取り上げられています。是非参考にしてみて下さい!特に、自分で考えさせるように問いかける指導は私自身も凄く勉強になりました。

指導③野球の楽しさを教える

三つ目は、野球の楽しさを教えることです。

前節と少し似た内容にはなりますが、野球の楽しさを教えることは凄く難しいことです。

才能あるのに良い指導者に巡り合えず、野球がつまらなくなり辞めていく。

これは、部活動あるあるではないでしょうか。

では、どのようにして野球の楽しさを教えるのか。スポーツの楽しさとは何なのか。

kaiが考える野球の楽しさは以下の図の通りです。

負けて悔しいから努力をする。努力をした先に今まで出来なかったことができるようになる。そして勝利を手に入れ、仲間と喜びを共有する。これを繰り返すのが野球の楽しさ、団体スポーツの楽しさではないでしょうか。

一番大事なのは、選手が”自ら”、”心から”、向上したい、勝ちたいと思えること。その先に楽しさがまっている。大人はそこに導くのが役割です。決して邪魔をしてはいけません。

選手が野球を楽しむ環境づくり。指導者はこれを第一に考えて欲しいと思います。

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読売テレビニュースのyoutubeより、全国優勝をしたこともある、多賀少年野球クラブの指導方法が素晴らしいと思ったので紹介します。何よりも子供たちが野球を楽しそうにやっている。そしてチームも強い。一番理想的な形ではないでしょうか。ちなみにこの監督さん、以前は自身の高校野球の経験から、厳しく指導されていたとか。自分を変えるのが大人にとって一番難しいことですが、自分のエゴを捨てて、子供達の為、チームの為に沢山学んだことだと思います。是非ご視聴下さい。

指導④人間力を鍛える

四つ目は人間力を鍛えるです。これがいちばん大切。

あの大谷選手が世界的に支持されている理由は、野球の実力と共に”人間力”が素晴らしいためです。

味方のミスにネガティブな感情を出さない、相手にも味方にもリスペクトを欠かせない、ごみが落ちていたら拾う、道具を大切にする、挨拶や礼節がしっかりしている等々、今ここで全て書ききれないほど素晴らしい人間力をもっています。

トッププレーヤーとして、子供にもお手本になる。そのような選手が増えると、親御さんは自分の子供に野球をやらせたくなります。それによって野球人口も増える。野球人気が復活しつつあるのは、まぎれもなく大谷選手の影響でしょう。

将来のプロ野球選手を育てるうえで、小学生や中学生の時期は人間力を鍛えるのに凄く大事な時期です。指導者は野球界の為にも、野球以外の部分でお手本になるような選手を育てる義務があります。

社会でも通用する人間を育てる。これも少年野球の指導のひとつではないでしょうか。

最後に

今回紹介した指導方法はあくまで、kaiの経験と知識を併せた主観です。これが必ずしも正しい答えではないと思っていますし、指導する子によってやり方は変える臨機応変さも必要だと思っています。しかし、こればかりは経験がないと得られないものだと思いますので、今回紹介したkai流の少年野球の指導方法を参考にしていただいて、そこから各人の色をだしながら様々な方向に派生させていただければと思います。

指導に正解なんてないのかもしれません。しかし、不正解は存在すると思います。なるべく不正解に辿り着かないよう、第二の大谷選手を育てられるように、共に野球界を盛り上げていきましょう。kai

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