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今回のテーマは”筋トレ”
近年、プロ野球やメジャーリーグでも身体を大きくしてパフォーマンスを向上することが流行しています。
それとは逆に、一流選手でも筋トレはしない派が存在するという話が野球界で出回っているのも事実です。
この記事では、筋トレの必要性をkaiの経験と知識を併せて、是非を解いていこうと思います。
ご一読ください。
【結論】筋トレは必用か
先に結論から話します。
野球選手にとって筋トレは必用です。
今より上手くなりたい、ライバルに勝ちたい、チームの主軸になりたいと思う方に筋トレは必用です。
なぜなら、パフォーマンスが向上するからです。しかし、やみくもにやれば良いという訳ではありません。しっかり本質をとらえて、野球の技術に転換することが重要です。
筋トレなんて必要ないでしょと考えている方も、そうでない方も、そもそも”筋トレ”の本質を理解している人は少ないと思います。
筋トレの必要性について、本質に基づきながら説明していきます!
そもそも”筋トレ”とは
筋トレと聞いてイメージするのは、高重量を扱うウエイトトレーニングではないでしょうか。
実際のところ、筋トレには沢山の種類があります。
- 高重量を扱う筋肥大系のトレーニング
- 軽量を扱う神経系のトレーニング
- インナーマッスルのトレーニング
- 体幹・連動系トレーニング
ざっくり分けても4つに分解できます。筋肉の専門家はもっとあるよ!というかも知れませんが、私の経験上この4つを全て理解すれば十分です。
それぞれに本質が異なります。1つずつ紹介していきます!
高重量を扱う筋肥大系のトレーニング

一般的に”筋トレ”と聞いて一番イメージするのが高重量を扱うトレーニングではないでしょうか。
ベンチプレス・スクワット・デットリフトのビッグ3と呼ばれるメニューも100キロ以上の高重量を扱ったりする筋肥大のメニューです。
筋肥大とは、筋肉に大きな負荷をかけて筋繊維を傷つけ、修復することで筋肉が大きくなる現象のことをいいます。ボディービルダーなど筋肉を大きくしたい人が行うトレーニングです。
筋トレをしたらパワーが上がるなんて聞いたことありますよね。
パワーを簡単に説明すると
パワー = 速度×重量
となります。筋肥大することによって、その人自身の重量も増えますし、パワーが上がると思っていいでしょう。
しかし、上記の式を見ても分かるようにパワーを増やしたいのであれば速度も高めるのが効果的であると言えます。
軽量を扱う神経系のトレーニング
パワーのもう一つの要因、速度を高める為に必要なのがこのトレーニング。
軽量を扱うため、バーベルを軽く設定するとゆっくり上げる高負荷のトレーニングに比べてスピードが出ます。
スピードを出して繰り返し行うことによって、神経系の脳から筋肉への指令を出す神経伝達経路を改善し、筋肉を連動させる能力を向上させることで、キレのある動きやパワーの向上につながります。
インナーマッスルのトレーニング
チューブを使ったインナーマッスルのトレーニングは見たことある方も多いと思います。
インナーマッスルとは、肩甲骨まわりにある棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋などの筋肉の総称です。肩関節の安定性を高め、関節の動きをスムーズにする役割を担っているので、ボールを投げる野球選手には怪我の予防のため鍛えるのが必須の筋肉です。
ピッチャーは絶対に必要なトレーニングで、毎日行うことをオススメします。野手の方もできれば毎日行いたいですが、少なくても週に2回程度はいれた方がいいですね。
体幹・連動系トレーニング

体幹という言葉はスポーツやっている方なら必ず聞いたことがあるでしょう。さて、体幹とは何かご存じでしょうか。
体幹とは、頭部と四肢(手足)を除いた胴体部分のことで、身体の中心にある部位です。文字道り体の幹の部分です。
体幹を鍛えることで得られるメリットとしては、
- 身体の動きが安定する。(再現性が高まる)
- 怪我のリスクが低減する
など、パフォーマンス向上、怪我予防に必要です。
また、体幹トレーニングと共に体幹と四肢の連動性を高めるトレーニングもあります。
野球にある動き、「ボールを投げる」や「バットを振る」は手足が必要になります。
私達はロボットではないので、一寸の狂いもなく自分のイメージ通りに身体を動かすことは凄く難しいことです。
ですが、四肢と体幹を上手く連動させることによって自分のイメージする動きの誤差が小さくなります。そして、その再現性も高まります。
まとめ
私は、今回紹介した4テーマの筋トレはどれも凄く大切だと思っておりますし、実際に効果も実感できました。
山本選手やイチロー選手が筋トレをしないという話が出回ったりしていますが、実際のところ筋トレはしています。
高重量をあまり扱わないというだけで、他に軽量のトレーニング、インナーマッスル、体幹のトレーニングはしています。
これも立派な”筋トレ”であり、筋トレをしていない訳ではありません。むしろ多くの時間を使って身体のコンディションを整えていると思います。
一流選手も高重量を扱っていないから自分もいらない!という考えではなく、現状の自分をしっかり理解して、明らかに線が細く身体を大きくしないといけないレベルにいるのであれば、筋肥大も必要です。
筋肥大だけやっていても身体が上手く連動していないと、パフォーマンス向上にはなりませんし、怪我を予防しないといくらトレーニングしても怪我によって試合に出られなければ意味がありません。
筋肥大、神経系、インナー、体幹、身体のバランスを上手く整えて野球の動きにつなげる。これが本来の筋トレの本質なのです。
しっかり現状の自分を理解して行動しましょう。筋トレは必用です!目的意識、本質をしっかり見失わないように頑張りましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
皆さんの今後のご活躍を祈って☺ kai

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