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選手のやる気を感じない。やる気を出させる為に、ついカッとなって怒ってしまう指導者も多いのではないでしょうか。この記事では、選手がやる気を高め自主的に行動するようになる指導法をスポーツメンタルトレーナー的視点で解決します!
指導者にとって、選手のやる気を引き出すことは何よりも重要です。たとえ技術指導に自信があっても、選手にやる気が無ければそれは伝わらず、身に付きません。
果たして、皆さんは選手のやる気を高める指導を行うことができていますか。
支援型アプローチでやる気UP!
スポーツメンタルにおいて指導方法は2つのパターンに分かれます。
それが”外的コントロール” と ”支援型アプローチ”
それぞれの特徴は以下の通りです。
♦外的コントロール・・・相手が早く言うことを聞いてほしい、思い通りに動いてほしい為、責めたり、脅したり、罰したり、褒美でつる等で相手をコントロールする方法。
♦支援型アプローチ・・・どのようになりたいか、どんな結果を出したいかを問いかける。話をよく聞いて、必要な助言をし、ときには勇気づけるような言葉をかける。
まず外的コントロールだと、相手が早く言うことを聞いてくれるので、一見良い指導だと思われがちです。
しかし、それはあくまで一時的なもの。
自らの意思で動いていないため、誰も見てないときにはその行動は無くなります。この指導を続けていくと指導者と選手の信頼関係が壊れていきます。
それに加え、支援型アプローチは相手が本当に望んでいる目標が具体的に描けたとき、実現したい気持ちが芽生え、自ら動き出します。指導者と選手の信頼関係も良好になります。
相手の気持ちや想いを傾聴し必要な助言をして導くことは、コーチングの分野にも相通ずるものがあります。スポーツ指導だけでなく、学校や会社、親子の教育でも使える手法ですね。
相手の話をよく聞いて親身になることで選手からコーチへの不信感や距離感もなくなり、信頼関係が深まっていきます。
支援型アプローチで選手のやる気を高める指導を行いましょう。
最後に

私も学生時代、外的コントロールでガミガミ怒る監督に指導された経験があります。
怒鳴られてるという印象が強く、大切な”内容”が入ってこなかったと記憶しています。
愛情が感じられれば慕う選手も多少いると思いますが、その監督は皆に嫌われてました(笑)。
指導者のエゴになったり、選手をコントロールしたいと思うのではなく、あくまで選手ファーストで考えて自ら行動させるような指導をする必要がありますね。
相手の受け取り方でハラスメントになってしまう、指導が難しい世の中になってきておりますが、愛情を持って支援型アプローチで信頼関係の構築を行い、選手のやる気をUPさせましょう!
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