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試合中エラーしたり、ミスをしてしまったあと気持ちを切り替えるためにどうすればいいの?
実際このような悩みは多いです。
ここで私の野球経験とスポーツメンタルトレーナーとしての知識を掛け合わせて記事にしていこうと思います。
まずは結論から
結論から言うと、試合中ミスした後”気持ちを切り替える為に”必要なのは
思考を整理することです。
なんだこんなことか。ありきたりだな、、、と思ったあなた!実際に私が社会人野球でも実践していた、気持ちを切り替えるためにオススメする思考の整理方法を具体的にわかりやすく説明していきます。
ぜひご一読ください。

こんにちは!kaiです。
社会人野球・独立リーグの経験と、スポーツメンタルトレーナー・スポーツコーチングリーダーの知識を基に野球に関する情報を発信してます。よろしくお願いします。
今回のテーマは”切り替え”
みなさんは、ミスしたときや上手くいかなかったとき落ち込んだ経験はありますか。
ないという方はほとんどいないでしょう。
私なんて、気にしいな性格なうえにビビりで、緊張しい。そんな性格だからこそミスの後、かなり引きずるタイプでした。
切り替えと自分にも言い聞かせるし仲間もそう言ってくれるのだけど実際にはミスを引きずりその後のプレーにまで影響がでていました。
しかし、メンタルトレーニングを学んで”切り替える”ことが上手くなり引きずるどころか、試合中の次のプレーで名誉挽回できるメンタルになりました。
皆さんも切り替える能力を身につけてミスに物怖じしない最強のメンタルの持ち主になりましょう。
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どのように思考を整理すればよいのか
野球は1点でも多く取ったら勝ちのスポーツです。負けるとミスが目立ってしまう。勝てばミスはさほど問題にはならない。
前半ミスした選手が9回裏にサヨナラホームランを打ったら、ミスなんて帳消しになるとは思いませんか?なんならその試合のヒーローです。
野球というスポーツにおいてミスはつきもの。いつかは必ず起きてしまうもの。これをしっかりと理解したうえで、一番とってはいけない行動は落ち込むことです。
落ち込んでいても結果は変わらないし、チームの雰囲気も悪くなります。なので切り替えることが自分自身にとっても、チームにとっても必要なことなのです。
ミスのあと気持ちを切り替える為に必要な方法が”思考の整理“です。その方法は以下の3つ
・次の得点を得るために、失点しないために何をする必要があるか
・この流れを変えるために何ができるか
・今、自分にできる最大のチーム貢献は何か

なるほど。なんとなく分かったけど実際どうしたらいいのだろう?

これだけじゃ分かりにくい人向けに、少し具体例を挙げながら説明していくよ!
〈試合中のミス〉思考の整理法の具体例
以上の三つすべてに共通するのは、次どうするべきかの思考を整理すること。過去の事は一切考えない。未来の事に意識を向けるのがポイントですね。
実際に具体例を用いて、切り替える為の思考の整理をしていきましょう。
例①:送りバントのサインを失敗してしまった。
重要な場面で、送りバントのミス。これはチームにとっても、自身にとっても痛いミスですね。このミスを切り替えるために思考の整理が必要になります。
私は実際、このようなミスをしたあと”相手投手の情報を次の打者に伝える”など、次の打者の助けとなるようなことを考えるようにしています。
このような思考の整理をすれば、次の打者は相手投手の情報をもった優位な状態で打席に入れます。つまり、次の得点を得るためそして今、自分にできる最大のチーム貢献は何かに繋がるのです。
落ち込んでるだけでは、チームにプラスになりませんむしろマイナスになります。
ただ、この思考の整理法は僕なりの回答であって大切なのは、あなたなりの思考の整理で最善を尽くすことです。正解はありません。
例②:守備でエラーをしてしまった。
投手が打ち取った打球をエラーしてしまい、ランナーを出してしまったときあなたはどういった考えが思い浮かびますか?このようなミスを切り替える為にも、思考の整理が必要になります。
例えば、”今のゴロがもう一回来たときは今より前で捕球してみよう”。等のように、次来たときの対処法を考えて整理するのも一つの手段ですね。
なにも考えずにいると同じミスをしてしまう可能性が大です。経験上本当にそうです。これもしっかり未来のことに目を向けられています。
このような思考の整理をすれば、次の失点をしないためにつながります。
自分以外のエラーしてしまった人が切り替えできていないようなら、本人が切り替えできるように、未来のことに意識が向けられるような声掛けを代わりにやってあげるのもチームにとって効果的です。
上記で挙げた思考の整理法を考えることで、ミスしたことへの後悔より次必要なことを考える。これが重要なのです。
そしてどうしても落ち込んでしまったり動揺してしまう人には、思考を整理した後タイミングを見計らって”緊張はコントロールできる“の記事でも紹介した
”呼吸法”を用いて切り替えましょう。
これはかい先生独自のやり方ですが、試合のタイム中や攻守交代後のベンチに戻った際に行います。私の場合、エラー後は呼吸が浅くなり過緊張状態になってしまうからです。
大きく吐いて大きく吸う。ゆっくり
ネガティブを吐き出し
ポジティブを吸い込む。
やり方は記事を参考にしてみて下さい^^
試合後の切り替え法
試合中は上記の思考の整理で気持ちを切り替えることができましたね。
しかし、試合後になると、帰り道や自宅で後悔や落ち込みがこみあげてくるもの。
試合後のミーティングや個人的にコーチや監督から“失敗から学ぼう”や“あのようなミスはしないように”と指摘を受けることがあると思います。実際そのような指導者は多いです。
もっと具体性をもたせないと次に活かせません。
せっかく成長するチャンスが目の前に転がっているのに、もったいないと私は思います。
具体性をもって試合後に気持ちを切り替える、思考の整理法は以下の3つです。
・今回の試合で良かった点
・もう一度同じ場面があるなら、次はどこをどのように変えたいか
・それを変えるために今できることは何か
ミスした、ただ単にそれを引きずっているだけでは成長はありません。指導者が怒ってるだけでも成長はありません。
しかし、上記の3つの思考の整理をしていくことで気持ちを切り替えるだけでなく、次に向けて成長することが可能なのです。
〈試合後の反省〉思考の整理法の具体例
例えば、下記のように書き出すのもおすすめです
・今回の試合で良かった点・・・エラーしてしまったが、試合終了まで諦めないでプレーできた。苦手な左投手からヒットを打てた。
・もう一度同じ場面があるなら、次はどこをどのように変えたいか・・・大事な場面でのエラー。少し消極的になってしまったので次は一歩前で処理できるように準備しておく。
・それを変えるために今できることは何か・・・エラーした場面をイメージしながら、明日の守備練習に取り組む。ゴロ取りの基本から見直す。
私は実際に試合後、スマホのメモアプリに気持ちを切り替えるため上記に示すような反省を書いて、次に向けて気持ちを整理しています。
これをやるのとやらないのでは、気持ちの切り替えスピードと、成長のスピードが全然違うと実感しました。
初めは面倒くさいと思うかとしれませんが、5分10分でかけるので、ぜひ真似してやってみて下さい。
最後に

私はスポーツメンタルトレーナーという資格に出会い、思考の整理を意識して実行したおかげで、ミスを恐れずプレーすることができるようになりました。
勿論ミスは誰にでも起きることです。しかし、実際自分に訪れると落ち込んでしまったり、引きずってしまう。これが人間です。
ですが、このように切り替える方法を学べば実際に自分に降りかかっても対策できますね。初めから上手くいく人なんていません。いきなり切り替え力100%の最強メンタルにならなくてもいいんです。
人間は皆ミスから学ぶものです。ミスしたらむしろ成長できるチャンスだ!と思い込みましょう。
いきなり切り替え上手になるなんてことは無理です。今回学んだことを繰り返し行って、徐々に切り替え名人になれるように訓練していきましょう。
どうせやるなら、ミスを怖れず好きなスポーツを楽しんでいこうじゃないですか。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
皆さんの今後のご活躍を祈って☺ kai
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